航空力学に基づいた教材用“充電式紙ヒコーキ”7月10日発売! 充電5秒で40秒の飛行が可能 飛行原理が学べる動画も提供

航空啓蒙活動を行う内閣府認定 公益財団法人 日本航空教育協会(所在地:山梨県甲斐市、理事長:梅沢 重雄)は、子どもたちが飛行機に興味をもつきっかけとなるよう、今まで販売していた財団オリジナル紙ヒコーキを小型化し、より高性能なモデルにリメイクした航空科学教材「ハイブリッドフリープレーン」を7月10日(水)からネット販売いたします。

青空へ吸い込まれるように飛ぶ紙ヒコーキに夢を馳せた幼少期を過ごした方も多いと思います。昔も今も紙ヒコーキは子どもにとって身近な存在です。

しかし、紙ヒコーキは一見簡単に作れて値段も安く手軽に使えるイメージとは裏腹に、よく飛ぶ紙ヒコーキを作るには、重心位置や尾翼の調整など細かな調整が必要で理想的な飛行をさせるには経験が必要です。しかもせっかく調整して完成させても、素材が紙ですから湿気の影響を受け、わずかに翼がねじれただけで飛行性能が大きく変ってしまい、思い描くように天高く飛ぶ紙ヒコーキを作るのはとても難しいものです。

そこで子どもが簡単に作れて、飛行の軌跡を目で追いながら感動するほどよく飛び、さらに工作をする際に動画サイトを利用して飛行原理も学べるような「教材用紙ヒコーキ」は作れないものかと研究してきました。

幸いにもこうした研究を「子どもゆめ基金」に教材開発として申請したところ、平成27年に採択を受けて「飛ぶしくみ」という動画を制作することができ、その後制作した動画と紙ヒコーキを使って、数十回の子ども工作教室で実績を得ながら改良を重ね、ようやく教材開発として完成度の高いモデルが完成させることができました。

この紙ヒコーキは湿気に強いスチレンペーパーで作られており、専用充電器を使って5秒充電するだけで約40秒飛行する面白い紙飛行機です。

スタイルも子どもたちが思わず「カッコイイ!」と叫びたくなるようにスタイリッシュに仕上げ、手にすることで飛行機を好きになってもらえるようにしました。他にも翼の形状を自然に作れるように折れ線加工で均一に仕上がるようにしたり、プロペラを尾部に取り付けて衝突時安全性を確保するなど、様々な工夫がしてあります。

さらにスマホで設計図にあるQRコードを読み取れば、YouTubeにアップされた動画「飛ぶしくみ Chapter1~4」で飛行原理を学ぶことができ、モーターの取付角度を調整すればブーメランのように戻ってくる飛行も可能です。

夏休みの自由研究はもちろん大人の趣味としても面白い紙ヒコーキです。飛ばすときは風の穏やかな広い場所で飛ばしてみてください。きっと驚くほどの飛行を楽しむことができるでしょう。

商品名  :ハイブリッドフリープレーン

種類   :KM-73 スターフライヤー

価格   :1,500円(税別)

内容   :工作キット×1セット個

サイズ  :完成品の大きさ 縦全長220mm × 横全幅270mm × 全高55mm

カラー  :ホワイト

素材   :スチレンペーパー・スチレンボード

発売日  :令和元年7月10日(水)

販売サイト:内閣府認定 公益財団法人 日本航空教育協会

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