「生きるつらさ」を感じた先にこそ出会える「本当の幸せ」。 USEN1位アーティストが綴った、「生きるつらさ」の乗り越え方。

2019年12月に出版され、紀伊國屋総合ランキング3位を獲得し、ダ・ヴィンチニュースの記事ランキングでは3日連続1位を獲得し、話題になった「生きるのが苦しいなら〜仏像と生きた3285日〜」。

著者が自分の人生で経験した数々の苦しみを通して得たヒント、そして仏像から学んだよりよく生きるための ヒントが詰まっています。自己啓発的な側面もあり、自叙伝としてのストーリ的な読み応えもあります。いじめ、親子 の関係、不登校、レイプ未遂、エステでの事故、人の持つ心の闇、など現代に警鐘を鳴らす切り口も持ち合わせて おり、さらに仏像という日本人のルーツに繋がる新鮮なエッセンスも含まれている。 「仏像」「仏教」「ブッダの言葉」 などから導かれ、今の時代を生きるヒントが記されてます。

発売から1年以上経った今でも、Amazonのレビューが増えるなど、ロングセラーになっている。

本書は、歌手、そして“仏像オタクニスト”として活動しているSALLiAの自伝的エッセイである。

そんなSALLiAの人生には幼少期から、常に「生きづらさ」があった。

同級生からの殴る蹴るのいじめ、毒親とも言える母親から束縛、教師から求められる「いい子」としての自分、父親からの言葉の暴力、さらには彼氏からのレイプ未遂事件…。

まさに「壮絶な人生」と言っても、余りあるほどSALLiAの人生は、つらく悲しいものといえるだろう。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

生きるのが苦しいなら 仏像と生きた3285日 [ SALLiA ]
価格:1430円(税込、送料無料) (2020/8/17時点)

楽天で購入

 

 

なぜ、彼女は「生きるつらさ」を乗り越えられたのか?

そんなSALLiAは、20歳で一度自死を考える。そのタイミングで、偶然出会ったのが「仏像」という存在だった。

そう。この本は、単なる自叙伝ではない。
SALLiA自身が「生きるつらさ」を告白する物語ではなく、「生きるつらさ」を乗り越えるまでを描いた物語なのだ。

歌って作って踊るというスタイルで活動し、USEN1位を獲得するまでになったアーティストが、どうして仏像オタクニストになったのか?
本書を読み進めるうちに、その謎は解消される。

SALLiAにとって、「仏像オタクニスト」という活動は「自分が生きるつらさ」を乗り越えた「証」であり、「決意」でもあるのだろう。

何度も何度も、死ぬことを考えたSALLiAがどのようにして「生きるつらさ」を乗り越えたのか?
そして、そこに「仏像」がどのような立ち位置で登場するのかを是非、自分の目と心で確かめてみて欲しい。