灯台を擬人化したオリジナル・エンターテインメント「燈の守り人」青二プロダクション所属の豪華声優陣と共にお贈りするボイスドラマ「燈の守り人~幻想夜話~」リニューアル第9弾が12月27日から配信開始
全国灯台文化価値創造フォーラムは、全国の灯台の奥深い魅力をオリジナルストーリーとして磨き上げ、88の灯台をキャラクター化(擬人化)するオリジナル・エンターテインメント『燈の守り人』プロジェクトと連携して、灯台の新たな歴史・文化価値を創出する活動を推進しています。
その一つとして2020年11月から始まった灯台擬人化プロジェクトのボイスドラマ「幻想夜話」がこの度リニューアルし、2021年11月15日から音声コンテンツメディア・プラットフォーム各社(YouTube、ラジオクラウド)で装いも新たに毎週配信を開始しました。
そして12月27日より、
第9弾の潮岬灯台(和歌山県)/声優:粕谷雄太
の配信を開始します。語り部は長岡叶夜/声優:服部想之介でお贈りいたします。
また、本年度は日本全国にある19自治体20基の灯台をキャラクター化します。各キャラクターは、それぞれの灯台が実際に有する歴史や文化、エピソードをベースに新たな創作を施し、深みある個性を吹き込んだオリジナルキャラクターとして描き起こすとともに、青二プロダクションを中心とした豪華声優陣によって魂を宿され、その魅力を何倍にも増幅された存在として、これまでの灯台ファンは勿論のこと、さらに幅広い方々にお届けします。公式サイトでも各キャラクターやコンテンツが随時更新されますので、ぜひご覧ください。
幻想夜話 | 【公式サイト】燈の守り人 https://akarinomoribito.com
GPSの登場等により、航路標識としての必要性が低下し、その存在意義が薄れつつある灯台。灯台が失われてしまうことは、海とともに生きてきた日本の歴史や文化を失ってしまうことであると考え、多くの方に灯台をより身近に感じ、灯台に想いを馳せていただくことを目的に「燈の守り人」プロジェクトは発足しました。この活動は、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
潮岬灯台/和歌山県 東牟婁郡串本町
本州最南端の紀伊半島・潮岬に建つ灯台。開国直前の「改税条約」に基づいて建設した8基の灯台のうちの1つで、紀伊半島沖は海上交通の要衝でありながら、航海が難しい海域でもあったため、潮岬灯台の建設は急ピッチで進められた。
灯台データ
初点灯: 1873年
灯台の高さ: 23m
灯りの高さ: 49m
レンズ: LB‐H120型灯器