「知財系VTuber知寺りず」が小中学生に駿河湾の魅力を紹介 ふじさん駿河湾フェリー×沼津工業高等専門学校による船上で学ぶ駿河湾の魅力教育プログラム完成
一般社団法人「ふじさん駿河湾フェリー」(静岡県静岡市)は、国立沼津工業高等専門学校(静岡県沼津市)との協働により、駿河湾フェリーの船内で駿河湾の魅力を学べる教育プログラムを制作し、全国の教育機関を対象に、“洋上の船内で駿河湾を学ぶ機会”の提供を開始しました。
この教育プログラムは、全国の小中学生を対象に、駿河湾フェリーの航海中に、操舵室の見学や沼津工業高等専門学校の生徒達により制作された教育ビデオ「駿河湾の魅力を学ぼう」による解説など、フェリーに楽しみながら学べる構成となっています。
教育ビデオでは、生徒考案のナビゲーター「知財系VTuber知寺りず」が、日本一深い駿河湾を生んだ地球の動きやその特異な地形、そこで育まれた自然の恵み、歴史、ロマン等の視点から駿河湾の魅力を、学生の皆さんに御紹介します。
国立沼津工業高等専門学校との協働により、同校の大津教授監修のもと、同教授顧問の同好会「知財のTKY」所属の学生が中心となって、富士山と駿河湾の生まれた地球の動きやサクラエビやタカアシガニなど貴重な生態系を育んだ豊穣の海、さらに江戸時代には黄金街道と呼ばれる海の道であった歴史などの視点から楽しくわかりやすく解説する教育ビデオを制作しました。
ナビゲーター役として、沼津工業高等専門学校の生徒考案「知財系VTuber知寺りず」が、約7分間に亘り解説していきます。
併せて、船内を学びの場とする一環として、通常では入ることのできない当フェリーの操舵室(船長室)を見学する機会も提供しています。
この教育プログラムを活用し、駿河湾フェリーに乗船する学生に広く駿河湾の魅力を学ぶ機会を提供し、駿河湾の価値を後世に継承するものに繋げていきたいと考えています。
なお、今回の駿河湾の魅力を次世代を担う学生の皆さんに解説する取組は、持続可能な観光や教育活動の達成を目指すものであります。【SDGsNo.4(質の高い教育をみんなに)、No.11(住み続けられるまちづくりを)、No.14(海の豊かさを守ろう)、No.17(パートナーシップで目標を達成しよう)】