2020年は町制施行100周年!宮崎県高千穂町の民謡「刈干切唄」を現代風にリメイクするプロジェクトが始動、楽曲制作はエレクトロミュージック界の実力派
宮崎県にある“民謡専門”の音楽出版会社が、新たな挑戦を開始。民謡は、そこで生活する人々のその暮らしにおいて、自然や神々への祈りや感謝から生み出されたものと考えられます。そして民謡の楽曲は、土地土地や時代によって、曲や歌詞が変化しながら継承されてきた歴史があります。そこで、民謡を現代音楽で継承してくのであれば、どんな音楽に生まれ変わるのか、そのチャレンジをして行きます。国内外を問わず高い実績のあるアーティストと組み、古来より日本各地で歌われてきた民謡を、現代音楽として全世界に発信します。第一弾に選んだのは、地元に古くから伝わる、茅を刈り取る際のシンプルな労働歌。将来的には、47都道府県の民謡のリメイクを目指しています。
■海外でも通用する完成度の高さを追求、ディスクユニオンとの提携で世界進出を実現
社名の“Molten Soul” とは、「溶解して鋳造した魂(ソウルミュージック)」 を意味します。古来より引き継がれてきた日本の郷土色豊かな「民謡」を、現代音楽としてリメイクし、全世界に向けて発信するために設立しました。
国内外を問わず高い実績のあるアーティストと組み、海外でも通用する完成度の高さを追求。日本のみならず海外にも販路を持つ株式会社ディスクユニオンと提携することで、グローバル展開が可能になりました。
■茅を刈り取る際に歌われるシンプルな民謡を、新たな世界観へと誘う作品に昇華
記念すべき第一弾に選んだのは、地元・宮崎県の高千穂町に古くから伝わる「刈干切唄(かりぼしきりうた)」。茅(かや)を刈り取る際に歌われる民謡で、刈り取った茅を干して牛や馬の冬用の飼料とすることが名称の由来です。来年は高千穂町の町制施行100周年ということもあり、これまでの歴史を尊重するとともに未来の高千穂を世界に伝えていきたいと、このタイミングでのリリースが決定しました。
今回、楽曲制作を依頼したのは、ヒロシワタナベ氏。アメリカの名門校・バークリー音楽学院のシンセサイザー科を卒業後、国内外のダンスミュージックレーベルより作品を多数リリースしている、エレクトロミュージック界の実力派アーティストです。プロジェクト始動後、高千穂に流れる空気や空間に宿る力、広大で美しい景色を自ら感じたいと、数回現地を訪問。シンプルな「刈干切唄」の形を保ちながら新たな世界観へと誘う作品を完成させることができました。
■早期購入で「限定オリジナルMixCD」や「フォトブックレット」特典も、将来は全都道府県の民謡を発信
クラウドファンディングでは、新たに制作した楽曲をリターンで提供。メディアはCDの他に、DJプレイの素材としても使えるようアナログレコードもご用意しています。早期購入者には、ヒロシワタナベ氏が今回のクラウドファンディングのためだけに、高千穂を回想しながら制作した渾身の「限定オリジナルMixCD」や高千穂を訪れた際に撮影した写真をまとめたレコードジャケットサイズの12ページフォトブックレット特典付き。他にも、オリジナルのキャップやTシャツなどのリターンも選択が可能です。50万円を目標に、2019年12月30日まで支援を募ります。
▼ クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/175435