日本で生まれた「トリックアート」が人の心をつかむ秘密 『コミュニケーションを生み出すアートの力』発行
“TrickArt(トリックアート)”を創造し、企画・制作を行っている株式会社エス・デー(本社:栃木県那須郡那須町、代表:清水 弘)は、 『コミュニケーションを生み出すアートの力』(著者:清水弘)を11月20日(金)に発行いたしました。 本書は今まで語られることがなかった「トリックアート」の誕生秘話から、制作の裏側までを如実に描いた1冊となっています。こんな時代だからこそアートでコミュニケーションを・・・驚きの体験をつくってきた35年が今明かされます。
アートは一部の人たちのものではない。もっと身近なものであるべきだ。「トリックアート」の創始者
剣重和宗が考え創造した、見る人が参加する体験型アート。“トリックアート”は「不思議に見える仕掛け」である“トリック”と、「絵の魅力」である“アート”が組み合わさって成り立っている日本で生まれた造語であり、剣重和宗が標章としたこの言葉が持つ本当の意味や、作品がいかにして誕生し成長を遂げていったか、さらにはそれがもたらす人々への影響と未来について綴った著書となっています。
本書では、トリックアートの起源ともいえる「だまし絵」の歴史にも触れ、西洋絵画におけるエピソードや様々な技法も紹介。アート集団エス・デーが絵を描くときの技術的な要素を基礎としつつ、高い表現力を求め“手描き”にこだわる中で、いかにして斬新なアイデアを生み出し、トリックアートを発展し続けているかが解き明かされます。
いつの時代にも「人と人とのコミュニケーション」の大切さに変わりはなく、トリックアートを通じて、より多くの方々が文化を楽しみ、豊かな心を育んでいただける事を願う、著者の思いを込めた一冊となっています。
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序 章 トリックアートの基礎知識
第1章 トリックアートはどのように誕生した?
第2章 アートとは「コミュニケーション」である
第3章 トリックアートを「つくる」人
第4章 未来を創造する