“ホアンの夢は、私の夢” 多様な人材が集まり 未来の地球を支えるイノベーションに向け奮闘する様を表現 TV-CM『For Your Wishes.』篇 2020年12月20日(日)からオンエア開始

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長 北尾 裕一)は、企業TV-CMの最新作『For Your Wishes』篇(60秒)を、2020年12月20日(日)から全国でオンエア開始いたします。

当CMは、当社が手掛けるスマートMBR下水処理システム「スクラム(SCRUM)」の導入が決定し、2021年稼働開始予定の大阪市中浜下水処理場、および同技術の開発現場を舞台に、社員が日々奮闘する姿を表現しています。

CMストーリーは、ベトナム出身の若手社員「ホアン」を主役に進行。彼女が水環境の技術開発を目指すゆえんとなったある夢を、同期社員「高瀬」と共に語り、ともに夢を分かち合う姿を通じて、異なる価値観・考え方を認め、多様な視点を創造性に変え、ともに未来の地球を支えるために奮闘する様を表現しております。

クボタにおける「グローバル人材」の育成・登用について

当社におけるグローバルビジネスは急速に拡大を続けており、2000年時点で18.7%だった海外売上高比率は、2019年で67.4%に伸長。世界120カ国以上で事業を展開し、連結従業員数は40,000人を超えました。
そうした「日本から海外へ」という動きを強化する一方で、今回の新CMの劇中にもあるような「海外から日本へ」、優秀な人材を迎え入れる重要性は高まっており、2020年12月現在、日本国内のクボタの拠点では、世界13カ国・100名近い外国人社員が、研究開発から営業、人事まで、幅広い分野で活躍しています。

■ クボタが目指す「ダイバーシティ・マネジメント」

異なる価値観・考え方を認め、多様な視点を持つことは組織の持続的成長にとって不可欠です。一人ひとりの違いを受け容れ、その多様性が新たな創造力となって新しい価値を生み出すと私たちは考えています。
クボタグループはトップコミットメントとして「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進し、持続的な発展を実現することで、お客様から最も信頼され、社会に最も貢献する企業ブランドを目指し、今後も取り組みを続けてまいります。

☆クボタの「ダイバーシティ・マネジメントの推進」に関する紹介
https://www.kubota.co.jp/sustainability/csr/office/diversity/index.html

クボタの「水処理事業」について

経済成長にともない、水環境の汚染が社会課題として高まった1950年代から、水処理技術の研究開発を進め、1962年、「水処理事業部」を創設、環境整備事業へ本格参入しました。以来、クボタは長年にわたり、公共下水や事業場排水の処理に貢献しています。

また、公共下水が及ばない場所で活躍する日本独自で開発された浄化槽や、下水を高度かつ安定的に処理して「中水」として再利用できる、クボタ独自の「液中膜」技術を用いたシステムまで、多彩なニーズに合わせた幅広い水処理ソリューションを提供。衛生的な生活や公衆衛生、水環境改善に寄与しています。

今回CMの舞台となった「中浜下水処理場」は1960年(昭和35年)、大阪市で3番目の下水処理場として開場した、敷地面積84,061平方メートル(甲子園球場約2.2個分)を誇る大型下水処理施設です。通水後50年以上が経過したことにより、施設の老朽化が進んでいました。また雨水と汚水を一本の管で集める「合流式下水道」であるため、降雨時の水質改善や高度処理への対応等、放流水域の環境保全に向けた改善が求められていました。

そこで2017年、クボタは同施設を運営する大阪府大阪市から「中浜下水処理場水処理施設整備事業」を受注、2021年より施設の稼働を予定いたしております。

整備にあたっては、東芝インフラシステムズ株式会社と2015年より共同開発を進めるスマートMBR下水処理システム「スクラム(SCRUM)」を初導入。孔径0.2μm(マイクロメートル:1mmの1,000分の1)の膜でろ過することにより、大腸菌ゼロの非常に清澄な処理水を得ることができるほか、運転状況に応じて膜の詰まりを予測して供給空気量を最適化する風量制御技術により、従来のクボタMBR(※1)下水処理システムに比べ、電力使用量を約50%削減することができます。

☆事業受注に関する詳細(プレスリリース)

https://www.kubota.co.jp/news/2017/17-21j.html

 ※1:MBR(Membrane Bio-reactor)/膜分離活性汚泥法:微生物による生物処理と膜による固液分離処理を組み合わせた水処理方法。コンパクトな施設で汚水を浄化することができるため、広大な敷地の確保が難しい都市部においてメリットがある下水処理法。

新技術を活用した超高度処理水を送水することで、道頓堀川・東横堀川といった大阪市内の河川の水質改善に貢献し、「水都・大阪」の水環境保全に貢献します。

当CMでは、このスマートMBR下水処理システム「スクラム(SCRUM)」の開発に奮闘する人々の姿と、水環境の未来へ想いを馳せる様子を表現しております。

☆株式会社クボタ「水処理システム」事業紹介

https://www.kubota.co.jp/product/water-t/index.html