【星のや軽井沢】文化人が愛した月見の文化を深め、現代に昇華した月見の催し「軽井沢 秋月の宴」開催|期間:2023年9月1日~11月30日 ~幻想的な空間で、この時期限定の月見団子や月見晩酌膳を提供~
各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。その始まりの地である長野県・軽井沢の「星のや軽井沢」は、2023年9月1日~11月30日の期間限定で「軽井沢 秋月の宴」を開催します。星のや軽井沢の前身である星野温泉旅館時代に愛されていた月見の文化を深め、現代に昇華した月見の催しです。当時の光景から着想を得て演出した特別空間で、当時の人々が愛した月見団子や酒を楽しみ、客室のテラスでは特別夕食と共に月を愛でることができます。さまざまな月見体験を通し、秋夜の優雅なときを過ごせます。
標高1,000メートルに位置する軽井沢の秋は空気が澄みわたり、夜になるとひと際美しく輝く月を眺めることができます。また、星のや軽井沢の前身である、1914年(大正3年)開業の「星野温泉旅館」では、逗留した数々の文化人が、秋になると目の前に広がるすすきをかき分けて、早朝に狩ったばかりの茸を肴に、酒を堪能しながら、優雅に月見の宴を楽しんだと、軽井沢星野の地に残る書物に記録が残っています(*)。そこで、当時の人々が愛した月見の文化を更に深め、現代に昇華させた秋夜の優雅なひとときを提供したいと考え、本催しを開発しました。
* 星野嘉助著「やまぼうし 星野温泉のあゆみ」
星のや軽井沢の敷地内にあるメディテイションバステラスは、施設全体の景色と共に奥まで続く広い空を見渡すことができ、月が一番美しく見える場所です。本催しではそのテラスに、当時の情景をモチーフにした「すすき行燈」を設えます。すすき行燈から伸びる幻想的な光と影が、空気の澄み渡る秋の夜空に煌々と光る月明かりと重なり、テラスを包みます。すすきをかき分けて月見の場所に向かったと言われる星野温泉旅館当時の景色を彷彿とさせる幻想的な空間です。
メディテイションバステラスに設けられた特別席にて、秋月の宴を楽しむためのふるまいを開催します。星野温泉旅館に逗留した、与謝野鉄幹・晶子夫妻が月見の際に作ったという里芋団子から着想を得た、本催しだけの月見団子のふるまいです。
また、気温の下がる秋夜の軽井沢で温まりながら月見のひとときを過ごせるように、熱燗を一緒に用意します。深まる秋を思わせる、熟成した味わいの地酒「澤の花 満ち月 純米吟醸 ひやおろし」や「豊賀 オレンジラベル 秋あがり 純米吟醸」といった秋限定酒の熱燗です。すすき行燈の灯るテラスにて、与謝野夫妻の愛した月見団子と秋の地酒の熱燗を堪能しながら、月を愛でることができます。
■時間:18:00~21:00
■料金:無料
■予約:不要
■場所:メディテイションバステラス
例えば、鼈(すっぽん)の甲羅の上に、丁寧に炊かれた数種類の茸と、月を模した鼈饅頭(すっぽんまんじゅう)を盛りつけた強肴「月と鼈(すっぽん)」を提供します。また、料理に合わせて、月の下でしか咲かない月下美人の花の酵母を使用した「積善 純米酒 月下美人の花酵母×ワイン酵母」を用意します。食事を堪能しながら、雲の流れや月の位置によって、刻一刻
と表情を変える月をゆっくりと眺められます。
■時間 :18:00~20:00
■料金 :1名22,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
■含まれるもの:酒菜、向付、強肴、御飯、留椀、月見団子、甘味、日本酒1合
■予約 :公式サイト(https://hoshinoya.com/karuizawa/)にて7日前まで受付
■定員 :1日1組(2名まで)
■備考 :仕入れ状況により料理や飲料の内容が一部変更になる場合があります。
「軽井沢 秋月の宴」概要
期間 :2023年9月1日~11月30日
対象 :星のや軽井沢宿泊者
備考 :雨天中止
■星のや
「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。
URL :https://hoshinoya.com